若者たちが「食」の現場で考えた、これからのこと。
若者たちが取り組んだ大きな課題「ニッポンは、ずっとおいしいか?」
各地方それぞれの農林水産業の現場に現地の大学生などの若者が訪れ、
課題を知り実情に触れることで、「食」を社会を考え、
行動につなげようとするものです。
全都道府県の内容をご覧いただき、「食」の現在を知り、
これからを考えるきっかけとなればと願います。
各地方それぞれの農林水産業の現場に現地の大学生などの若者が訪れ、
課題を知り実情に触れることで、「食」を社会を考え、
行動につなげようとするものです。
全都道府県の内容をご覧いただき、「食」の現在を知り、
これからを考えるきっかけとなればと願います。
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更なる高みを目指す大規模小麦農家井内 悠介北海道大学大学院工学院前田 茂雄前田農産食品(株)
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シードルもキャンプもあるリンゴ園村井 結愛弘前大学人文社会科学部蒔田 祥平梵珠のもつけんど土岐 彰寿梵珠のもつけんど
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地元の資源を土づくりに生かす野菜農家梅ケ枝 桜国際教養大学国際教養学部沢田石 武瑠SENTE
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世代を超えて人をつなげるシイタケ栽培馬場 友悠岩手大学教育学部櫻田 大河(株)さくらだファーム櫻田 沙羅(株)さくらだファーム
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スマート技術で「適地適木」を目指す林業家千葉 柊汰山形大学工学部庄司 樹㈲庄司林業
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カキ殻利用と伝統農法を受け継ぐコメ農家高澤 紗奈東北大学工学部斎田 善郎斎田農園
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厄介な水草の実をおいしい茶に変身色川 航介福島大学経済経営学類長友 海夢(株)いなびし
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ふるさとの祭りから新たな特産品を益山 智恵理郡山女子大学短期大学部地域創成学科添田 日奈郡山女子大学短期大学部地域創成学科吉田 さやか(株)ランドビルドファーム
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第三者継承で広げる「新しい地縁」齋川 成美茨城大学人文社会科学部川島 拓田村きのこ園
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経験ゼロから転身した二人のイチゴ農家渡辺 真央宇都宮大学地域デザイン科学部佐々木 皓宇0から農業宮本 大暉0から農業
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世界も注目する養蚕の伝統技術を次代へ関口 智之高崎健康福祉大学大学院農学研究科木名瀬 将栄高崎健康福祉大学農学部浅井 広大養蚕体験・研修所「大丸屋」
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脱炭素社会の手がかりつなげる伝統農法糸 健哉埼玉大学工学部武田 浩太郎むさし野自然農場
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落花生を通じてみた農業の未来原井 優里千葉大学理学部大野 俊江(株)オオノ農園
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みんなが集う農園からまちづくりのヒントを崔 丞一慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス総合政策学部井上 宏輝特定非営利活動法人 ma,iccaにこにこ農園
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GI大豆から学ぶブランディング戦略窪島 亜美山梨県立大学国際政策学部小倉 弘成あけぼの農園
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花のあるくらしで心地いい居場所を提案木村 元香静岡福祉大学社会福祉学部中村 将史花のあるくらし研究所
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経営学を活かし農園から広がる地域づくり関 拓人信州大学教育学部岡島 英由株式会社 信州岡島農園
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農業認証で国際基準を満たすコメ農家飯田 聖新潟大学医学部相田 忠明株式会社佐渡相田ライスファーミング
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「土壌」を開発し「宇宙」を目指す循環型農業佐藤 伸成名古屋大学大学院工学研究科西田 宏平株式会社 TOWING
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地域で愛され続ける都市型酪農経営濱下 果帆お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科西田 依小里お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科磯沼 杏磯沼ミルクファーム
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長良川漁師の伝統を引き継ぐ唯一の後継者志村 翔太情報科学芸術大学院大学メディア表現研究科平工 顕太郎岐阜長良川・天然鮎専門「結の舟」 長良川漁業協同組合
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変形をエコとエシカルに変えた真珠松井 くるみ三重大学大学院工学研究科中北 敏広真珠養殖など生産者尾崎ななみ株式会社サンブンノナナ
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共同生活の農作業はインクルーシブの学び舎川邉 慶富山大学教育学部濵田 葵富山大学教育学部山本 将也認定農業生産法人 有限会社ファーム・ファーム
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新たな特産づくりを目指して起業笹川 尋翔金沢工業大学工学部宮本 憲宝正果
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卵も肉もおいしい鶏の「価値」を伝えたい田中 涼愛福井県立大学生物資源学部黒川 友紀子有限会社 黒川産業
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クールベジタブルを地球温暖化防止の切り札に前田 就紀同志社大学経済学部井上 保治亀岡クルベジファーマーズ
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コメからの転換で国産小麦の可能性に挑む三谷 治滋賀大学大学院データサイエンス研究科井狩 篤士株式会社イカリファーム
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伝統野菜と食文化を継承するコミュニティ堀 琴実奈良女子大学工学部三浦 雅之株式会社 粟
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ネットを駆使して売り切る水なす農家桑野 佑太大阪芸術大学放送学科北野 忠清北野農園
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鳥獣害と耕作放棄地の解決に挑むミカン農家堀 伸行和歌山大学経済学部岡本 和宜株式会社日向屋
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荒廃竹林解消へ農業と漁業がスクラム奥谷 賢弥神戸大学経済学部神尾 征典グランドファーム神尾
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情報発信で地域と伝統を守る黄ニラ大使得納 菜央ノートルダム清心女子大学文学部植田 輝義株式会社アーチファーム
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鳥獣被害対策に照準を絞る猟師の挑戦皆見 真衣安田女子大学現代ビジネス学部森野 杏菜神石高原町地域おこし協力隊
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ラッキョウを駆使して雇用拡大の実現へ西村 花恵鳥取大学地域学部井上 義大井上農園
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和牛を核に循環型農業の確立へ西村 茉奈美島根大学法文学部木瀬 春香島根大学法文学部藤江 信賢藤増牧場
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エコフィードを導入し循環型農業に取り組む古野 翔音山口大学経済学部小野 靖広(有)小野養豚小野 綾乃(有)小野養豚
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農業体験は五感で身に付ける教育ツール勝浦 弓葵香川大学教育学部石崎 真彦にじの百姓
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人とAIの協業で切り拓く養殖漁業の未来山磨 虎多郎愛媛大学大学院 理工学研究科中田 知公ヤマニ中田水産
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なると金時の伝統を守り世界ブランドへ下元 結理徳島大学総合科学部藤原 俊茂(株)農家ソムリエーず
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林業の多面的機能を伝える若き山師瀬分 倭高知大学教育学部髙橋 成樹Mountain master Wood products
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未利用魚の活用で水産業に吹き込む新風森 心太北九州市立大学地域創成学群井口 剛志株式会社ベンナーズ
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「誰でもできる」雇用型農業に挑むハウス野菜武市 京子佐賀大学芸術地域デザイン学部木本 慎悟木本農園
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ジャガイモ農家の担い手確保の鍵は「時間」川野 泰生長崎大学 大学院工学研究科飯田 弘巳有限会社いいだ農園
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働きやすさで実現させた女性だけの水耕栽培柴田 夏海立命館アジア太平洋大学(APU)国際経営学部平山 亜美農業生産法人 ウーマンメイク
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花粉の自給自足でキウイの質も量も向上峯 明希熊本県立大学環境共生学部長尾 豊グレープガーデン益城
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エサの自給で目指す肉用牛の安定経営田中 和希宮崎大学地域資源創成学部筒井 遥己宮崎大学地域資源創成学部長友 拓美畜産農家
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産地の持続可能性を追求する知覧茶髙橋 空雅合同会社hataoriCEO川口 塔子知覧茶コーディネーター
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伝統をアップデートしていく島唐辛子宮城 良美沖縄県立芸術大学大学院造形芸術研究科真境名 一夫農業生産法人真常
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消費者への思いを詰めたマンゴー生産小禄 めい琉球大学国際地域創造学部上原 由姫子琉球大学国際地域創造学部卒國吉 和加乃ふるさとマンゴー農園
成人の日に、「食」を
問いかけたい理由があります
問いかけたい理由があります
就活を頑張るみなさんに、「食」を問いかけたい
理由があります。
理由があります。
日本の「食」はこれからもずっと「おいしい」か?
いよいよ就活解禁。将来を模索するみなさんと一緒に考えてみたいと思います。
いよいよ就活解禁。将来を模索するみなさんと一緒に考えてみたいと思います。
昨日も今日も、あたりまえのようにとる食事。
でもその「おいしい」の向こう側には「食」に関わる課題が山積しています。
農林水産業における就労人口の減少・高齢化、食料や生産資材の価格高騰、世界的な人口増加等に伴う
食料争奪の激化、気候変動による食料生産の不安定化、世界的な大規模自然災害や地域紛争、
家畜疾病など「食」の安定供給に関するリスクは幅広く顕在化しています。
一方、生産現場のデジタル化・グリーン化、SDG s への適応、
さまざまな技術革新や創意工夫など、変革も日々進行中。
まさに「食」をめぐる状況は社会の縮図であり、見過ごすことのできない私たち国民全体の課題でもあります。
でもその「おいしい」の向こう側には「食」に関わる課題が山積しています。
農林水産業における就労人口の減少・高齢化、食料や生産資材の価格高騰、世界的な人口増加等に伴う
食料争奪の激化、気候変動による食料生産の不安定化、世界的な大規模自然災害や地域紛争、
家畜疾病など「食」の安定供給に関するリスクは幅広く顕在化しています。
一方、生産現場のデジタル化・グリーン化、SDG s への適応、
さまざまな技術革新や創意工夫など、変革も日々進行中。
まさに「食」をめぐる状況は社会の縮図であり、見過ごすことのできない私たち国民全体の課題でもあります。
就活、その先にある社会人生活。
どのような企業に就職しても、どのような仕事に携わっても「食」は無縁ではありません。
ぜひ共に考えていただきたい「食」の今、そして未来。
「食」はいうまでもなく生命を支えるもの、そして社会を動かすエネルギー。
それがこれからもずっと「おいしい」かどうかは、まさに人の生き方、社会のあり方にも関わってきます。
そんな「おいしい」日本をずっと守り、もっと育てていくこと。
そのために私たちは何を知り、考え、行動するべきか。
次代の社会を担うみなさんに、将来を考える今だからこそ問いかけてみたいと思います。
どのような企業に就職しても、どのような仕事に携わっても「食」は無縁ではありません。
ぜひ共に考えていただきたい「食」の今、そして未来。
「食」はいうまでもなく生命を支えるもの、そして社会を動かすエネルギー。
それがこれからもずっと「おいしい」かどうかは、まさに人の生き方、社会のあり方にも関わってきます。
そんな「おいしい」日本をずっと守り、もっと育てていくこと。
そのために私たちは何を知り、考え、行動するべきか。
次代の社会を担うみなさんに、将来を考える今だからこそ問いかけてみたいと思います。
ニッポンフードシフト進行中
「食から日本を考える」ニッポン フード シフト。
生産者、食品事業者、消費者が共に「食」を考え行動しようという運動です。
2021年のスタートから「食」に関わる課題はより多様化し、現実的で切実なものとなってきました。
「食」は誰もが当事者。
年齢、性別、地域を問わずすべての人が「食」の現状を理解し、我がこととして課題に取り組んでもらえるよう、運動を促進していきたいと考えます。
生産者、食品事業者、消費者が共に「食」を考え行動しようという運動です。
2021年のスタートから「食」に関わる課題はより多様化し、現実的で切実なものとなってきました。
「食」は誰もが当事者。
年齢、性別、地域を問わずすべての人が「食」の現状を理解し、我がこととして課題に取り組んでもらえるよう、運動を促進していきたいと考えます。
就活を頑張るみなさまへの
メッセージPDF版
メッセージPDF版
2024年2月29日日本経済新聞掲載
成人の日に、「食」を問いかけたい理由があります。
日本の「食」はこれからもずっと「おいしい」か?
今日成人の日を迎えた全国108万人*の「新しい大人」のみなさんと一緒に考えてみたいと思います。
今日成人の日を迎えた全国108万人*の「新しい大人」のみなさんと一緒に考えてみたいと思います。
昨日も今日も、あたりまえのようにとる食事。でもその「おいしい」の向こう側には「食」に関わる課題が山積しています。
農林水産業における就労人口の減少・高齢化、食料や生産資材の価格高騰、世界的な人口増加等に伴う食料争奪の激化、気候変動による食料生産の不安定化、世界的な大規模自然災害や地域紛争、家畜疾病など「食」の安定供給に関するリスクは幅広く顕在化しています。
一方、生産現場のデジタル化・グリーン化、SDGsへの適応、さまざまな技術革新や創意工夫など、次代を見据えた変革も日々進行中。
まさに「食」をめぐる状況は社会の縮図であり、見過ごすことのできない私たち国民全体の課題でもあります。
農林水産業における就労人口の減少・高齢化、食料や生産資材の価格高騰、世界的な人口増加等に伴う食料争奪の激化、気候変動による食料生産の不安定化、世界的な大規模自然災害や地域紛争、家畜疾病など「食」の安定供給に関するリスクは幅広く顕在化しています。
一方、生産現場のデジタル化・グリーン化、SDGsへの適応、さまざまな技術革新や創意工夫など、次代を見据えた変革も日々進行中。
まさに「食」をめぐる状況は社会の縮図であり、見過ごすことのできない私たち国民全体の課題でもあります。
成人の日。新成人が自分の未来に思いを馳せる日。その日に、ぜひ共に考えたい「食」の未来。
「食」はいうまでもなく生命を支えるもの、そして社会を動かすエネルギー。
それがこれからもずっと「おいしい」かどうかは、まさに人の生き方、社会のあり方にも関わってきます。
そんな「おいしい」日本をずっと守り、もっと育てていくこと。
そのために私たちは何を知り、考え、行動するべきか。
次代を担う新成人のみなさんに、今日だからこそ問いかけてみたいと思います。
「食」はいうまでもなく生命を支えるもの、そして社会を動かすエネルギー。
それがこれからもずっと「おいしい」かどうかは、まさに人の生き方、社会のあり方にも関わってきます。
そんな「おいしい」日本をずっと守り、もっと育てていくこと。
そのために私たちは何を知り、考え、行動するべきか。
次代を担う新成人のみなさんに、今日だからこそ問いかけてみたいと思います。
*総務省 2022年10月1日現在の人口推計に基づく
ニッポンフードシフト進行中
「食から日本を考える」ニッポン フード シフト。
生産者、食品事業者、消費者が共に「食」を考え行動しようという運動です。
2021年のスタートから「食」に関わる課題はより多様化し、現実的で切実なものとなってきました。
「食」は誰もが当事者。
年齢、性別、地域を問わずすべての人が「食」の現状を理解し、我がこととして課題に取り組んでもらえるよう、運動を促進していきたいと考えます。
生産者、食品事業者、消費者が共に「食」を考え行動しようという運動です。
2021年のスタートから「食」に関わる課題はより多様化し、現実的で切実なものとなってきました。
「食」は誰もが当事者。
年齢、性別、地域を問わずすべての人が「食」の現状を理解し、我がこととして課題に取り組んでもらえるよう、運動を促進していきたいと考えます。
成人の日を迎えるみなさまへの
メッセージPDF版
メッセージPDF版
2024年1月8日日本経済新聞掲載