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食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT

日本全国フードシフト中。
事例をご紹介します。

日本のあちらこちらでいろんな人が
「フードシフト」始めています。

みなさまの
「ニッポンフードシフト」を
教えてください。

そして、食から日本を
一緒に考えてください。

変化に直面する日本社会と共に、いま日本の「食」も変わろうとしています。「ニッポンフードシフト」という運動を通して、生産者、食品事業者、そして消費者が「食から日本を考える」機会を持ちたいと考えています。ぜひこのWEBサイトをご覧の方々から、ご意見、ご感想をお知らせいただきたいと考えております。

食にまつわる「こんなアイディアはどうだろう」食をきっかけに「社会がこう変わったらいいな」食に関して「私はこんなことを始めている」など、みなさまの「ニッポンフードシフト」をご自由にお寄せください。

ご自身の取組でも他の人の取組をご紹介いただいても構いません。特筆すべきアイディアやご意見はこのWEBサイトで取り上げさせていただきます。

また本サイト内でご紹介した生産者、事業者事例へのご意見・ご感想などもお待ちしております。

NEWS

野菜愛は地元愛。

三方を海に囲まれ、美しい自然に恵まれた三浦半島は、三浦大根やキャベツの産地として知られ、土がよく、野菜作りに適した地域です。この豊かな土地で育つ色々な野菜が、ここ数年でさらに多くの人に親しまれる存在となりました。ヨコスカアグリファミリーは、横須賀の農業を若者が憧れるかっこいい職業にしたい、野菜を通じて地元をもっと愛してほしいという思いで、農業や食に携わる3人が立ち上げた農業生産法人。赤い大根や黄色いにんじんなど、地元の人が誇れるユニークな野菜を作り、農業を新しい形のビジネスとして成り立たせようと活動しています。また、地元の普通高校にて、横須賀野菜の栽培から収穫、加工品の企画や値付け、販売までを行う授業を毎年実施。

その成果もあり、農業に興味を持つ生徒も増え、卒業後に農家や食品関連企業に就職する人も増えています。横須賀野菜は今では多くの飲食店で味わう事ができ、その存在が市民の誇りにもなっているのです。地元野菜を育てることが自分たちの住む街を改めて知るきっかけになり、地域への愛着も育んでいます。

オンラインでお魚ざんまい!?

自宅のパソコンでリアルタイムに楽しめる日本各地の食文化。株式会社ノットワールド(KNOT WORLD)の「ほむすびオンラインツアー」は、漁師さんが臨場感たっぷりに魚をさばいてくれたり、自宅で競り(せり)体験ができたりと、これまでにない食体験が評判を呼んでいます。参加者の自宅には、ツアー開始前に現地から新鮮な海の幸が到着。画面越しの地元漁師さんが地域の自然、文化からその土地ならではの食べ方までも指南、参加者全員で料理を味わいます。他にもマグロ解体ショーや活(いき)伊勢エビの料理講座など、産地をダイレクトに感じるおいしいツアーにリピーターが急増中。

さらにはその地域のファンになり、現地の食材を取り寄せたり、訪れたりの波及効果も。普段は行けない場所に行き、現地の人と直接話ができるのは、インターネットならでは。生産者の生の声を聞き、自分で見て聞いて知ることで、食材はよりおいしく魅力的になります。

茶畑オーナー、増加中

宇治茶の名産地、京都府和束(わづか)町にあるおぶぶ茶苑が扱うのは、自社農園の日本茶です。ブレンドをせず畑で採れたままの「荒茶(あらちゃ)」は、一般には流通しませんが、味と香りは格別。なんとかこのおいしいお茶を届けようと、問屋を通さずに直接販売しています。この茶苑をサポートするのが、茶畑オーナー制度。国内から世界各国に広がる750人の茶畑オーナーたちは、年に4回、合計24種類以上の茶葉を受け取り、動画やメルマガでスタッフの思いや茶畑の様子を知り、おいしい飲み方などを教わることができます。時折、オンラインのティーパーティーで茶苑を一緒に育てていくための意見を交わしながら、海外に日本のお茶文化も紹介しています。

おぶぶ茶苑では今、玉露の無農薬・無肥料栽培に取り組んでいます。これにより持続可能な経営・農業のやり方を模索しています。そんな新たな挑戦ができるのも、オーナー制度という基盤があるからこそ。茶苑とオーナーの間には、企業と出資者以上の関係が生まれています。

パックごはん、海を渡る

日本ではおなじみのパックごはん、今や海外でも食べられるようになりました。富山県にある株式会社ウーケでは、2007年の創業当初から海外展開を見据え、安全品質の国際認証規格である「SQF認証」を取得。現在は中国やイギリスなどにパックごはんを輸出しています。長期間保存するパックごはんにとって、安全性と品質は何より重要。ウーケでは医薬品工場並みの空気清浄度を持つクリーンルームを完備し、酸味料といった添加物を使わないで製造を行っています。米は富山県産コシヒカリを主力に、水は北アルプスの天然水を用い、ふんわり炊き上げる。工場から排出される熱は、地元のカキ浄化業者に提供し、地域でのエネルギー循環も実現させています。

手軽で便利なだけでなく、非常時にも活用できるパックごはん。海外での知名度はまだまだですが、食の多様化や日本の食への関心もさらに高まるなか、市場拡大の準備は整いつつあります。富山から世界へ。地域に根差した日本の食が大きく飛躍します。

焼き芋が世界進出

シンガポールのDON DON DONKIはパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が展開する海外店舗。海外の店舗と思えないほど多くのMADE IN JAPAN商品が並んでいます。その中でひときわ顧客の興味を引いているのが店頭の「焼き芋」。ほくほくの焼き上がり、しっとりとした食感、スイーツに遜色のない甘さは日本の焼き芋そのまま。そのおいしさは海外各国の人々にも好評で、東南アジアの暑い夏でも売り場には行列ができています。DON DON DONKIでは焼き芋のみならず、日本の「旬」の青果が人気を集めています。その調達方法もDONKI流。自治体との連携を強化し産地とのダイレクトな連携や産直輸送に取り組んでいます。これにより「旬」を鮮度高く届けられるのはもちろん、輸送に関わるCO2も削減。

コストも抑え現地の顧客が買い求めやすい価格を実現します。PPIHが日本産品の輸出に関して大切に考えるのは「日本の品質や食文化」。その魅力を伝えるために、ユニークなルートを開発しながら日本の「食」の海外展開を広げています。

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