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野菜愛は地元愛。

三方を海に囲まれ、美しい自然に恵まれた三浦半島は、三浦大根やキャベツの産地として知られ、土がよく、野菜作りに適した地域です。この豊かな土地で育つ色々な野菜が、ここ数年でさらに多くの人に親しまれる存在となりました。

ヨコスカアグリファミリーは、横須賀の農業を若者が憧れるかっこいい職業にしたい、野菜を通じて地元をもっと愛してほしいという思いで、農業や食に携わる3人が立ち上げた農業生産法人。赤い大根や黄色いにんじんなど、地元の人が誇れるユニークな野菜を作り、農業を新しい形のビジネスとして成り立たせようと活動しています。

また、地元の普通高校にて、横須賀野菜の栽培から収穫、加工品の企画や値付け、販売までを行う授業を毎年実施。

その成果もあり、農業に興味を持つ生徒も増え、卒業後に農家や食品関連企業に就職する人も増えています。横須賀野菜は今では多くの飲食店で味わう事ができ、その存在が市民の誇りにもなっているのです。

地元野菜を育てることが自分たちの住む街を改めて知るきっかけになり、地域への愛着も育んでいます。

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