おにぎりから
日本を考える。

SCROLL

名前や形は様々ですが、
日本の伝統食おにぎり。
この身近なおにぎりを通して、
日本の食をめぐる課題について
ひも解いてみましょう。

なぜ「おにぎり」?

おにぎりは様々な具材をご飯で包んだ日本の伝統食
各地の特産品や地域の食文化との結びつきも。
使用される食材を一つひとつひも解いてみると!

調味料で
味付けしたおにぎり

原料となる大豆や小麦は、多くを海外から輸入に頼っていますが、近年、国産の小麦や大豆の生産量が増え、自給率は向上しています。

食材で包んだおにぎり

かつお節や海苔、とろろ昆布などの海産物は歴史も古く、原料の多くは国産です。

紫蘇や高菜、野沢菜などの野菜や漬物を使ったおにぎりの場合、生鮮野菜はほとんどが国産ですが、漬物などの加工業務用は海外から輸入されることもあります。

豚肉や牛肉で包んだ肉巻き、生ハム、ベーコン、チーズ、薄焼き卵のおにぎりに使われる畜産物は、国内で生産されたものであっても、餌の原料の多くを海外から輸入しています。
一方で、飼料用米や、規格外や余った食品などを餌として活用する取組も行われています。

具材を包む・
混ぜこんだおにぎり

昆布やおかか、じゃこなどの伝統的な具材の原材料の多くは国産です。

人気のある鮭(サケ)やイクラ、ツナ、明太子などは原材料のほとんどを海外から輸入しています。

梅干し、高菜、枝豆などの具材も原材料の多くが国産ですが、加工業務用は海外から輸入されるものもあります。

おにぎりは、調味料x包むx混ぜこむなど
色々な組み合わせが可能!

おにぎりの宇宙は無限に広がっています!

さらに…

お米を玄米にすると、腸内環境を整える
食物繊維やビタミン、ミネラルが
豊富に含まれています。

このようにニッポンの伝統食であるおにぎりも、
その食材の一つひとつから、ニッポンの食料事情を垣間見ることができます。

食からニッポンを考える。
「おにぎりから、ニッポンフードシフト。」
進行中です。