「毎日食べたいものを、食べられる」、そんな日常の“当たり前” は、
食に携わる多くの人々のたゆまぬ努力によって食料が生産されるからこそ実現されている日常です。
その“当たり前”がこれからも続いていくためには、
食と農に対するより一層の理解を深めていくことが重要ではないでしょうか。
将来にわたり、自分たちの、そして、日本の食を確かなものとするために消費者と生産者、
事業者が出会い交わることで、【食】への新たな気づきや発見を促し、
意識や行動を変えていくためのきっかけづくりを目指すイベント、
「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.九州」を開催しました。
開催概要
食から日本を考える。
NIPPON FOOD SHIFT FES.九州
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開催日程
2022年11月12日(土)・
13日(日)10:00~18:00
※両日共に一部店舗では21:00まで開催 -
場所
三井ショッピングパーク ららぽーと福岡
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アクセス
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主催
農林水産省
聞くトークセッション
11月12日(土)12:00~12:25
DAY 1
「食から日本を考える。
NIPPON FOOD SHIFT FES.九州」
オープニングステージ
いよいよ始まる「NIPPON FOOD SHIFT FES. 九州」。
イベントに参加するみなさんと⼀緒に開会宣⾔をするとともに2⽇間のオープニングを飾りました。
聞くトークセッション
11月12日(土)12:45~13:25
DAY 1
開講!NIPPON FOOD SHIFT大学
学ぼう九州の農業!
JA青年部による生産者を支える取り組みや活動を、実際に生産現場体験したZ世代が深堀り!
九州の農業を学びながら疑問をぶつけました。
鹿児島県農協青壮年組織協議委員会
委員長
長崎県農協青年部協議会 委員長
聞くトークセッション
11月12日(土)14:30~15:10
DAY 1
“萌え断”しか勝たん!
九州7県の旬食材で作る
彩り米粉サンドウィッチ ~生産者体験編~
Z世代が九州の地元産品を使ったオリジナルの米粉サンドウィッチをプロデュース!
7県のチームに分かれ、担当県の食材を用い、より美味しく”萌え断”なサンドウィッチを2種類開発。
前半は7県の収穫体験をレポ―ト。各地の特色や学びを発表しました。
副校長・教務部長 パティシエ講師
鹿児島県農協青壮年組織協議委員会
委員長
長崎県農協青年部協議会 委員長
聞くトークセッション
11月12日(土)15:30~16:10
DAY 1
“萌え断”しか勝たん!
九州7県の旬食材で作る
彩り米粉サンドウィッチ ~レシピ開発編~
Z世代が九州の地元産品を使ったオリジナルの米粉サンドウィッチをプロデュース!
7県のチームに分かれ、担当県の食材を用い、より美味しく”萌え断”なサンドウィッチを2種類開発。
後半はいよいよ商品発表!レシピ開発の経緯やその過程で得た成果を発表しました。
副校長・教務部長 パティシエ講師
鹿児島県農協青壮年組織協議委員会
委員長
長崎県農協青年部協議会 委員長
聞くトークセッション
11月13日(日)12:00~12:35
DAY 2
映像作品上映 & トークセッション
「農業とデザインが交わるところ」
北海道の美しい農村をバックにそこで農家を営む母と九州大学大学院芸術工学部でデザインを学ぶ娘が電話で語り合う映像作品を上映。農家の思い、自分の将来、社会のこと、さまざまな思いが交錯します。続いて、デザインの学生と農学の学生のクロストークセッション。Z世代が農業を自分ごととしてとらえたとき、どんなことを思うのでしょうか。素敵な未来を生きるために何ができるのか、難しいこともあるけれど、できることはあるかもしれない。農業とデザインの交差する点を探りました。
聞くトークセッション
11月13日(日)13:00~13:40
DAY 2
笑説「熊滋学校」
何で滋賀県の大学が九州に?
龍谷大学農学部は熊本県と連携協定を2019年に締結し交流を深めています。学生の活動は、水俣・芦北地域を拠点として展開していく予定です。
滋賀県と熊本県を結ぶものは何か?どんな活動をしているのか?そこでフォーカスされた和紅茶の魅力とは?体験を通してみえてきたこれからの日本の農業の姿とは?
慣れない壇上も「みんなで上がればコワくない」と、スマホも上手く使えないアナログ世代の先生とデジタルネイティブZ世代の学生たちが愉快なゼミをステージで繰り広げました。
和紅茶を通して日本の農業や食、そして環境について考えることができましたし、沢山の人と交流ができて、実り多い学びとなりました。今後は、和紅茶ドリンクや茶菓子などを開発して、幅広く和紅茶の魅力を発信して行く予定です。(龍谷大学農学部淡路ゼミ)
聞くトークセッション
11月13日(日)14:00~14:40
DAY 2
売れるば(場)発見!
最新グローサラントに学ぶ仕入れから販売までの秘密
ららぽーと福岡で人気のグローサラント「MARKET351」に、Z世代の学生たちがインターンとして潜入!普段から農業や食のテクノロジーを学んでいる福岡キャリナリー農業・食テクノロジー専門学校の学生がインターンを経て、感じたことや学んだことを発表しました。
聞くトークセッション
11月13日(日)15:00~16:20
DAY 2
Culture Z Food in 九州
~Z世代で九州の食業界をイノベーション~
Z世代の3チームが食業界のイノベーションを目指し、九州地方のニッポンフードシフト推進パートナー企業を訪問!九州食業界のもつ課題を深掘りし、その課題解決案を発表。
訪問企業の代表者にも審査員としてアイデアの講評をしていただきました。
九州大学 工学部 3年 吉田有輝子
九州大学 農学部 3年 三小田剛輔
宮崎大学 地域資源創成学部 2年 仲谷 萌々葉
九州大学 農学部 4年 牧野翔太郎
立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部 2年 溝口梓
社会人 河内山大我
立命館アジア太平洋大学 国際経営学部 4年 田畑春樹
立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部 2年 若林快卓
佐賀大学 農学部 3年 中尾梨菜
鹿児島堀口製茶 代表取締役副社長
見る・触る展示・体験
DAY 1-2
ワークショップコーナー
農と食の体験型ワークショップコーナー。体験だけでなく、ご自宅に持ち帰り頂ける「味噌玉づくり」と「木製箸づくり」を実施しました。
見る・触る展示・体験
DAY 1-2
ららライブラリー
ニッポンフードシフトのコンセプトをもとに農業・野菜・自家菜園・食・調理に関する書籍をピックアップ。
その食を作るこだわりの道具も展示しました。
見る・触る展示・体験
DAY 1-2
ららマーケット(アグリ用品)
オシャレに手近に始める農業!
「ららぽーと福岡から畑をはじめるなら!」をテーマに人気店がファッションからギアまでをご提案。
今ドキのアグリ用品も集め、今日からはじめるグッズの数々を展示しました。
食と農に長年アプローチしてきた無印良品セレクトの九州産加工品と、家庭菜園にぴったりの雑貨を用意しました。
アウトドアでの食体験をもっと楽しくしてくれるアイテムを展示・紹介しました。
気軽な家庭菜園や農業体験、外での食体験をもっと楽しくしてくれる、
メンズのファッションコーディネートを紹介しました。
見る・触る展示・体験
DAY 1-2
乙なものブース“Zの先に何がある?”
龍谷大学 農学部
「和紅茶をフィーチャーすると日本農業のフューチャーがみえてくる」というパネル展示。
そして「和紅茶しか勝たん」と産地まで行って調達した和紅茶の販売。「九州和紅茶サミットinみなまた」で学生がお手伝いに入った四天王と呼ばれる和紅茶生産者の特徴ある一品をそろえました。
和紅茶を飲みながらホッと一息ついて、日本の豊かな中山間地域の風景が浮かんできますように!との願いを込めました。
また、和紅茶の名人監修の茶葉の手揉み体験も実施しました。
STOREHOUSE
※小さく切った福岡県産あまおう苺が入っています。