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開催レポート

県内メディア連携企画

県内テレビ局のアナウンサー・キャスターが連携し、「食」をテーマに発信。

石川県から、ニッポンフードシフト。ポスター

ポスター

石川県から、ニッポンフードシフト。新聞広告

新聞広告

県内メディアオリジナル企画

テレビでの展開

- 北陸放送 -

10月12日(水)放送
絶好調W「トレンドジェニック」
白山市 ブロッコリー生産 安井ファームで高校生が農業体験

高校生1
高校生2
高校生3

遊学館高等学校2年
竹野 裕貴・奥村 恭平・石田 大和

(竹野)野菜を残さずに美味しく味わいたい!
(奥村)「食」の有難味を知ることができ貴重な体験になった!
(石田)もっと「食」を大切にしていきたい!

10月19日(水)放送
絶好調W「いしかわめぐり会いたい!」
宝達志水町の若手いちじく農家 宮本 憲さん

宝正果宮本 憲

宝正果
宮本 憲

耕作放棄地をイチジク畑にして地元を盛り上げ、日本一のイチジク農家になりたい!


- 石川テレビ -

10月1日(土)放送
新ふるさと人と人
~能登ブルーベリーの未来を切り開け~

ひらみゆき農園平 美由記

ひらみゆき農園
平 美由記

能登のブルーベリーの美味しさを知ってもらうため、商品開発や観光農園など新しい取り組みを実施していきたい!

11月5日(土)放送
新ふるさと人と人
~女性の力でいしかわの農業を元気に!~

家庭料理と野菜マルシェ 畑の子 店主濱田 友紀

家庭料理と野菜マルシェ 畑の子 店主
濱田 友紀

食育・地産地消・農家同士のつながりを目指して、お店をオープン。
農業に携わる女性を応援したい!


- テレビ金沢 -

9月27日(火)放送
となりのテレ金ちゃん
石川の農業に新しい風を巻き起こす!

たけもと農場岩井 悠

たけもと農場
岩井 悠

農業をなりたい職業ナンバーワンに!
農業の魅力をSNSなどを通じて発信していきたい!

10月4日(火)放送
となりのテレ金ちゃん
農業と和菓子のコラボ"農菓プロジェクト"

農菓プロジェクト 事務局濱田 麻綾

農菓プロジェクト 事務局
濱田 麻綾

農家と和菓子屋さんが農菓プロジェクトを通して、石川の食文化を未来につなげて欲しい!

10月18日(火)放送
となりのテレ金ちゃん
地域と向き合う高校生たちの農業改革
石川県立翠星高等学校 食品科学研究会

食品科学研究会 顧問安川 三和

食品科学研究会 顧問
安川 三和

地域の農業の発展を目指し6次産業化支援など商品開発や製造販売に関する農業革命を起こせるシステムを作って広めたい!


- 北陸朝日放送 -

10月6日(木)放送
食を支える匠 ~豊かな食文化を次世代へ~
生きものがよろこぶ田んぼづくり

北辰農産(稲ほ舎)代表舘 喜洋

北辰農産(稲ほ舎)代表
舘 喜洋

農業を通して、食の未来を担う子どもたちの「食」について考える力を育みたい!

10月7日(金)放送
食を支える匠~豊かな食文化を次世代へ~
輪島の魚を刺身で全国へ

曽々木定置漁業・刀祢建設水産部 社長刀祢 利雄

曽々木定置漁業・刀祢建設水産部 社長
刀祢 利雄

輪島の魚を食卓の真ん中に!
日本人の魚離れや、「食」と「職」の課題を解決したい!

10月13日(木)放送
食を支える匠~豊かな食文化を次世代へ~
地場産物をいかしたビール作り

わくわく手づくりファーム川北 代表入口 博志

わくわく手づくりファーム川北 代表
入口 博志

地場産物を使って個性的なビールを醸造し、川北の恵みを世界へおすそわけしたい!

10月14日(金)放送
食を支える匠 ~豊かな食文化を次世代へ~
命と歴史をつなぐ伝統野菜

岡元農場 代表岡元 豊

岡元農場 代表
岡元 豊

命をつなげるためには「食」が必要。
次の世代に先人の思いを渡していきたい!

ラジオでの展開

- MROラジオ -

2022/10/15(土)放送

♪石川県の農林漁業まつり ラジオカー中継

石川県の農林漁業まつり ラジオカー中継
松村玲郎

♪松村玲郎 フードロス編

♪松村玲郎 時代に繋げる農業編

♪松村玲郎 食材理解編

2022/10/16(日)放送

♪石橋弘崇のハイスクールNow!!NFS「私達の農業体験SP」

石橋弘崇のハイスクールNow!!NFS「私達の農業体験SP」

- 体験者 -

游学館高等学校2年 竹野 裕貴・奥村 恭平・石田 大和

竹野
「農家さんのお陰で自分たちの利用するスーパーやコンビニエンスストアに野菜がいつも並んでいるのだと感じて、改めて農家さんの行っている仕事の大切さを実感しました。これから野菜を食べる時は、農家の方々に感謝をして食べたいです。」

奥村
「今回の取材を通して、生産者さんの農業への思いや苦労などを知り、より「食」の有難みを知ることができ貴重な体験になりました。 今後は野菜などの実や皮まで食べることが出来るものは残さず積極的に食べたいと思いました。」

石田
「初めて農業というものを体験し、生産者のみなさんの苦労や工夫を知ることができました。これからは、国産(地元)野菜を選び、感謝の気持ちをもって食べようと思いました。」


- エフエム石川 -

「石川県からニッポンフードシフトサポーター」に任命いただきました。ほくりくアイドル部です!私たちのレギュラーラジオ番組「放課後ホリデーmuspop RADIO ♪ 」と一緒に、地元石川県の食に関わる皆さんに取材しました。たくさんの方々の愛によって日本の食が支えられているということ知り、そして「当たり前は当たり前じゃない」という気づきを、私たちのアイドル活動や SNS 等でどんどん発信していきたいと思いました。ほくりくアイドル部は、ニッポンフードシフト応援ソング「Change My Life,Change Your Live 」を歌って、日本の“食”を全力で応援します!

ほくりくアイドル部

2022/10/1(土)放送

ほくりくアイドル部放課後ホリデイ muspop RADIO♪
たばた農園編

ほくりくアイドル部放課後ホリデイ muspop RADIO♪たばた農園編
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●取材:ほくりくアイドル部 辰巳未来春・南葵・土井颯愛

たばた農園さんでは実際にハウスを訪れて、農園で育っているたくさんの野菜に触れることができました。規格外野菜の加工品を実際に食べたり、ドライトマトや小松菜パウダーなどをお土産にいただきました。とても美味しかったです♡普段私たちが私たちが普段食べている食は誰かがどこかで育てて、収穫して、加工して販売して・・・様々な過程を得て私たちに届いている。それは当たり前じゃないことを改めて気づく事ができました。自然豊かな場所での収録とても楽しかったです!

2022/10/8(土)放送

ほくりくアイドル部放課後ホリデイ muspop RADIO♪
チャンピオンカレー編

ほくりくアイドル部放課後ホリデイ muspop RADIO♪チャンピオンカレー編
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●取材:ほくりくアイドル部 奥村星香・土井颯愛

私たちの大好きなチャンピオンカレーさんでは、食材や品質へのこだわりについて教えていただきました。その時期の旬のものを感じていただけるように、地元の食材で期間限定メニューを開発しているそうです。フードロスを無くすためにデータで様々な情報管理や分析をして、日々のカレーを生産する量を決めているというお話を聞き驚きました。いつも私たちが食べているチャンピオンカレーには、たくさんの想いが込められていることを知り、改めて大好きになりました。

2022/10/15(土)放送

ほくりくアイドル部放課後ホリデイ muspop RADIO♪
チームKYE&さくらfarm編

ほくりくアイドル部放課後ホリデイ muspop RADIO♪チームKYE&さくらfarm編
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●取材:ほくりくアイドル部 荒井那奈・土井颯愛

KYEさんでは能登野菜の地産地消への取り組みを学び、青パパイヤとまこものお料理を作っていただきました。とっても美味しかったです!七尾市にあるパトリアで栄養相談室をしている橋本さんと、農家の野見さんは「先ずは食を楽しんでほしい」とおっしゃっていたので、普段の食を楽しんで「この野菜はどこで育てられているんだろう?」とか「誰が作っているんだろう?」ということに興味を持つことから始めようと思います。そしてその疑問や気づきを、私たちのアイドル活動やSNS等でどんどん発信していきたいと思いました。

2022/10/22(土)放送

ほくりくアイドル部放課後ホリデイ muspop RADIO♪
金城大学短期大学部編

ほくりくアイドル部放課後ホリデイ muspop RADIO♪金城大学短期大学部編
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●取材:ほくりくアイドル部 松井祐香里・羽生田結月・石澤彩

金城大学短期大学部さんの授業の一コマ、クッキング演習に参加させていただきました。生徒の皆さんと一緒に、地元の食材を使った金沢の伝統料理めった汁を調理しました。授業の講師は絶好調Wやmuspopでもお世話になっている谷口直子さん!五郎島金時ホクホクで具もたっぷりで美味しくて温まりました。食べ物を大切にする調理法や保存方法をお聞きしました。私たちも明日から実践できることばかりでとても刺激を受けました。自分にできる身近なことから始めていきたいと思います。

2022/10/29(土)放送

ほくりくアイドル部放課後ホリデイ muspop RADIO♪
アグリファイブ&福来園編

ほくりくアイドル部放課後ホリデイ muspop RADIO♪アグリファイブ&福来園編
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●取材:ほくりくアイドル部 有松来未・三井梨花

アグリファイブさんは農家と生産者を繋ぐ活動を通して、無農薬野菜を多くの方へ届けるお仕事をされていました。「食に対してきちんと向き合うことはこれからの社会を考えること」と仰っていたのがとても印象的でした。けれども、今の日本は海外からの輸入品に頼り過ぎているので地産地消についての取り組みを改めて考え直す必要があるとおっしゃっていました。地元の食材ということは、とても新鮮だということ。そしてそれを無駄にしないということは循環型農業で生産者も消費者も皆が幸せになるということ。Z世代のみんなにも受け継いで行ってもらえたら幸せだとお話されていました。とても素敵だなと思いました!

石川県とのコラボ企画


2022年10月15日(土)・16日(日)の2日間、県主催「第43回石川の農林漁業まつり」において、日本の食がかかえる課題や目指す未来について、ともに考えるきっかけとなるイベント「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.石川」を開催しました。

開催概要

食から日本を考える。
NIPPON FOOD SHIFT FES. 石川

  • 開催日程

    2022年10月

    15日(土)9:30〜16:00
    16日(日)9:00〜16:00

  • 場所

    石川県産業展示館4号館 第43回石川の農林漁業まつり 内
    〒920-0361 金沢市袋畠町南193番地

  • 主催

    農林水産省

  • チラシ

    第43回石川の農林漁業まつり

ステージ

Stage 1 NFSトークセッションwith石川県内テレビ局アナウンサー&キャスター

県内テレビ局のアナウンサー・キャスターが登壇し、食や農にまつわる体験や地元の農林漁業従事者食品事業者への取材を紹介するトークセッションを開催しました。

[石川テレビ]
向山 侑希アナウンサー

記者発表アーカイブ動画

▶動画を再生

ニッポンの、石川のものを選んで買うことが農家の皆さんを元気づけることに、価格を守ることにつながる!!石川県には1年を通して美味しいものがたくさんある。テレビやSNSを通して積極的に情報発信していきたい。

石川テレビ 向山 侑希アナウンサー

[テレビ金沢]
佐藤 希生アナウンサー

記者発表アーカイブ動画

▶動画を再生

農業って大変じゃないのと質問した時に、すごく楽しくて大変と思ったことがない。自分に合っている。これからも続けていきたいと笑顔で言ってくれたのがすごく印象的。農業の魅力を発信していきたい。

テレビ金沢 佐藤 希生アナウンサー

[北陸朝日放送]
森重 有里彩アナウンサー

記者発表アーカイブ動画

▶動画を再生

スマート農業は、農業が大変だ重労働だというイメージを変えていくことができる。日本は6割が海外からの輸入に頼っている。コロナで海外との隔離期間ができて、食料自給率が大切だと改めて感じた。

北陸朝日放送 森重 有里彩アナウンサー

[北陸放送]
松村 玲郎キャスター

記者発表アーカイブ動画

▶動画を再生

石川県には、「百万石の極み」等国内外に誇れるブランド食材があることことを知ってほしい。日本では、一日にお米、お茶碗一杯・おにぎり一個分を捨てている。フードロスがなくなるよういろいろと情報発信していきたい。

松村玲郎

Stage 2 地域農業支援(情報発信)・農業体験&NFS応援ソングの披露

Z世代の地元大学生による地域農業支援(情報発信)の取組の発表や、エフエム石川の「ほくりくアイドル部放課後ホリデイ muspop RADIO♪」と連携した、地元のZ世代からファミリー層まで幅広い層にファンを持つ「ほくりくアイドル部」による「石川県からニッポンフードシフト応援ソング:Change My Life, Change Your Live」の披露を行いました。

[地域農業支援(情報発信)・農業体験発表会]

金沢大学の学生は「ヘタ紫なす」の生産農家を取材して動画を制作した取組を、ほくりくアイドル部はニッポンフードシフトのサポーターとしての取材を通しての体験を語ってくれました。

[ほくりくアイドル部によるNFS応援ソングの披露]

ほくりくアイドル部がニッポンフードシフト応援ソング “Change My Life Change Your Live”を初披露しました。

ほくりくアイドル部によるNFS応援ソングの披露1
ほくりくアイドル部によるNFS応援ソングの披露2
ほくりくアイドル部によるNFS応援ソングの披露3

展示

ニッポンフードシフトについて、これまでの取組や石川県内メディアの情報発信内容(動画・番組)の紹介、推進パートナーの登録や、番組等で紹介した農産物の展示コーナーなどを設置しました。

展示1
展示2
展示3
推進パートナー募集・登録コーナ 推進パートナー募集・登録コーナー
スタッフTシャツ スタッフTシャツ
アンケート抽選コーナー アンケート抽選コーナー
47都道府県合同企画パネル 47都道府県合同企画パネル

金沢大学の学生による地域農業支援(情報発信)の取組紹介 金沢大学の学生による地域農業支援(情報発信)の取組紹介
各局メディア独自番組を放送 各局メディア独自番組を放送

展示ブース① 展示ブース①


展示ブース② 展示ブース②


ほくりくアイドル部パネル ほくりくアイドル部パネル


北陸農政局とのコラボ企画

【ほくりくアイドル部コラボ】ニッポンフードシフトの応援ソングでダンス!

県内メディアキックオフイベント

ニッポンフードシフトの石川でのキックオフイベントが9月22日に金沢市の北國新聞交流ホールで行われました。

石川県副知事 西垣 淳子 氏 挨拶 石川県副知事
西垣 淳子 氏 挨拶
県内テレビ局のアナウンサー・キャスターとほくりくアイドル部 県内テレビ局のアナウンサー・キャスターと
ほくりくアイドル部
農林水産省 大臣官房 食料安全保障室長 宮長 郁夫 氏 挨拶 農林水産省 大臣官房 食料安全保障室長
宮長 郁夫 氏 挨拶
北陸農政局次長 河合 亮子 氏 挨拶 北陸農政局次長
河合 亮子 氏 挨拶

ニッポンフードシフト 推進パートナー募集中!

ニッポンフードシフトの運動趣旨に共感いただける方であれば、企業、団体、個人問わず、ご登録いただけます。

推進パートナー登録の4つのメリット

ロゴマークの
無償利用

公式サイトで
社名掲載

関連情報を
タイムリーにお届け

公式サイト、公式noteで
事例紹介

 

- ニッポンフードシフト特別鼎談 -

話し合った人
西沢 耕一氏 JA石川県中央会会長 × 川合 規史氏 北陸農政局長 × 馳 浩氏 石川県知事

〜石川の未来をいま農から〜

ロシアのウクライナ侵攻を機に、世界で食料需給をめぐるリスクが顕在化しました。国内では輸入農産物の高騰に伴う急激な物価高はもとより、原料の多くを輸入に頼る肥料、飼料価格も高騰し、農業経営を直撃しています。国の食料安全保障の観点からも、いかに食料自給率を高めて食の安定を図り、いかに担い手不足を解決して農業の持続性を保っていくか、馳浩・石川県知事、西沢耕一・石川県農業協同組合中央会長、川合規史・北陸農政局長が話し合いました。

「ブランド化、コスト削減、地産地消を推進」

【県独自の価格高騰対策】
(西沢)ウクライナ情勢の悪化に加えて、進行する円安とのダブルパンチで、肥料価格は前年比で約60%、飼料価格も高騰前に比較して約50%上昇しています。さらに、原油の高止まり状態が続き、石油を原料とする農業資材や園芸栽培に使う暖房用燃料の値上がりとも相まって、農業経営は一段と厳しさを増している状況です。

(馳)肥料や飼料の価格高騰は、食料の多くを輸入に依存するわが国にとって構造的、中長期的な課題と言え、今年7月の全国知事会でも恒久対策を取るよう国に強く求めました。合わせて、緊急的な対応も不可欠との判断から、県では先の9月補正予算で前例のない規模の肥料・飼料価格高騰対策を独自に講じ、農家の皆さんの営農継続を後押ししているところです。

(川合)肥料、飼料、燃料などの価格高騰に苦しむ農家への支援策については、国としても順次対策を打ち出しており、今後もしっかりと対応していく考えです。この関係では、国内での農畜産物はもとより飼料の増産にも一段と力を入れる必要があります。昨年から、農業・農村への理解の醸成を目指す新たな国民運動「ニッポンフードシフト」を展開していますが、国民の皆様に農業への関心を高めていただき、国の食料安全保障にとって重要な食料自給率の向上に結びつける目的があります。

(西沢)生産者にとっては、自らの農業経営をどう改善し、どうやって所得を上げていくかが一番の課題です。食料自給率は国の政策に直結する部分が大きく、私たちの力だけではいかんともし難いですが、生産者の都合でなく消費者が求める農畜産物を作り、喜んで食べていただけるよう日々努力しています。

(馳)本県の農業は米と園芸作物が柱であり、これらの生産者を支えるのが大事であることは言うまでもありません。また、本県では全 国で初めて農林水産物のブランド化を推進する条例を制定し、今年8月、ルビーロマンや能登牛など20 品目を「百万石の極み」に認定しました。首都圏で行ったトップセールスでは、市場関係者からの本県産のブランド農産物に対する高い評価に大変、勇気づけられました。

【生産性向上に取り組む】
(川合)北陸は全国的に見ても、特に稲作の盛んな地域であり、他にも伝統野菜や果樹、畜産物など多くの品目が生産されています。また、新しい品種に挑戦する取り組みが活発なことも、個性としてあげられます。

(西沢)県内で栽培される農産物の種類が多いのは、日本列島のちょうど真ん中に位置し、作物の北限、南限の県となっているためです。この地理的な特徴を生かして、生産の絶対量でなく品質や味で勝負するキラリと光る農産物の育成と、地産地消を県とともに推進してきました。また、全国のJAグループでは「国消国産」といった取り組みを進めています。

(馳)農産物のブランド化にあたっては生産者の顔が見える安心感や、その農産物の持つストーリー性が、今後ますます重要になるでしょう。例えば、能登では近い将来、トキ放鳥が計画されており、トキが羽ばたく能登の豊かな自然が、農産物の付加価値をより高めてくれると期待しています。

(西沢)輸入農産物に対抗できるよう、生産性向上の取り組みも県内各地で進めています。水田農業では「2年3作」と言って、米のほかに大麦、大豆を2年間で3回作付けし、水田をフル活用することで所得向上をめざしています。

(馳)世界的な建設機械メーカーと連携して開発した農業用ICTブルドーザの活用で、米の生産コストを約40%削減できるようになりました。ほ場の大区画化が難しい中山間地では、水稲の直まきに自動飛行のドローンを使う実証実験を行っており、実用化に向けて技術の確立を急ぎたいと思います。

(川合)AIの進化を含め発展する情報通信技術を活用しながら、自動化や無人化に向けた取り組みを進めていくことが大切です。私たちも、いわゆる〝スマート農業〟が浸透し、生産性向上やコスト削減の効果が発現されていくような環境を整えていきたいと思います。このことは、担い手不足問題への対応という面からも非常に重要になってきます。

【新規就農者は以前の4倍】
(馳)県では、担い手の育成・確保を図るため「いしかわ耕稼塾」を開講しています。うれしいことに、新規就農者は年平均で約120人を数え、以前に比べて約4倍となっています。首都圏などからの移住を促進するイベントにも出展し、年間20人ほどの移住就農者の実現につながっています。

(西沢)JAグループも就農支援事業に力を注いでおり、2022年度は県内の4JAで11人が自立就農に向けて研修を受講するほか、農地の確保や資金面でのサポートも行っています。さらに、地域の営農状況に応じて後継者への円滑な事業承継を支援するとともに、それが難しい場合は、農作業の受委託や農業労働力の支援、第三者への承継といった、きめ細かな対策を講じているところです。

(川合)担い手を増やすことに欠かせないのが稼げる農業の確立です。ニッポンフードシフトでも、生産者と消費者の距離をより近づけ、国産農畜産物の消費拡大とその意義への理解を深めることで、農業生産額を引き上げ、農家収入を増やす好循環を生み出したいと考えています。

(馳)県が実施したアンケートでは、県民の約90%が「県産食材を使うことは重要」と答えています。ちなみに県内の学校給食はオール県産米であり、食育をさらに充実させたいですね。現代はネット社会ですから、お得な〝産直〟情報をタイムリーにダイレクトに発信できれば、消費者は敏感に反応するでしょう。

(西沢)JAでも、健康な体を作る食の大切さ、その食を支える農業の大切さを積極的にアピールしてきました。例えば、小学生を対象にした米づくり体験農園の実施、小学校への副読本の贈呈、地元食材を使った料理教室の開催、レシピを紹介するテレビ番組の放送など、多岐にわたります。

【自然災害を抑止する力に】
(馳)僕自身、買い物では県産かどうかをいつも気にかけています。やはり、地元で採れる旬の食材はおいしいし、こうした食材を使いながら楽しく自炊をしています。おかげで、料理を通して〝段取り力〟が高まった気がします。段取りがいいと仕事の効率も上がりますから、男性ももっと台所に立つといいですね。

(川合)私は、今年6月に着任したばかりですが、石川県産のお米のおいしさに驚きました。先月、能登地方を訪れた際、珠洲市で特産の大浜大豆を買い、煮豆を作って食べました。これからの実りの秋、どんな農畜産物が店先に並ぶのか楽しみです。

(西沢)農業というと、消費者の目線はどうしても食に向きがちですが、農地は水源の涵養や土砂の流出防止という重要な役割も果たしています。近年、100年に一度と言われる自然災害が毎年のように発生する一因には、農地や山林の荒廃が進んでいることがあります。農業・農村の持つ多面的な機能についても、消費者の皆さんに知っていただきたいと思います。

(馳)おっしゃる通りです。今年8月、加賀地方を中心に降った大雨で発生した災害では、従来の河川改修に加えて、水田の貯水機能を生かした田んぼダムなどを含めた流域治水対策の重要性が改めてクローズアップされました。今後は、災害防止の観点からも、荒廃農地の発生を極力防いでいかなければならないと考えています。

(川合)消費者の皆さんに農業や農村の持つ多面的な機能を学んでいただく上でも、今日開幕する石川の農林漁業まつりはよいきっかけになると思います。自然と深く関わる農林水産業から、その土地ならではの食や文化が生まれ、貴重な地域資源となっていることも忘れてはいけません。

【生産者と消費者の距離の短縮が重要】

【スローツーリズムが人気】
(西沢)世界農業遺産「能登の里山里海」の認定後、能登地域では能登棚田米のブランド化や環境に配慮した能登米づくりが進み、農家民宿も増加して国内外から訪れるゲストでにぎわっています。地域資源として世界の注目を集め、新規就農者や移住就農者を増やす点でも魅力が高まったと感じます。

(馳)スローツーリズムが人気の能登町の農家民宿群「春蘭の里」はコロナ前、年間1万人以上が訪れていて、これをモデルに県内全域でスローツーリズムの取り組みが広がっています。そして、コロナ禍により修学旅行の行き先を本県に振り替える学校があったり、農林漁業体験や里山里海の保全などSDGsをテーマとする教育プログラムに関する相談も増えたりしています。石川の未来を考えると、農林水産業の振興は石川の風土に磨きをかけ、魅力発信の力強い武器になります。

(川合)農山漁村は生産や生活の場であるだけではなく、自然や景観、文化や伝統食など、そこに暮らす人々はもちろん、外から訪れる人にとっても魅力的な要素を数多く有しています。そして、私たちはそれらを将来にわたって引き継いでいくことが大切です。そのような意味からも、今回、豊富な食、地域資源など高いポテンシャルを持った石川県で、ニッポンフードシフトを展開できることに大きな期待感を持っています。

(西沢)生産者と消費者が直にふれ合う石川の農林漁業まつりは、農業への理解を深めてもらえるまたとない機会です。丹精して育てた農畜産物が喜ばれるだけでなく、そこに込めた生産者の思いにも共感をいただきたいと思います。

(馳)食は人と人のコミュニケーションの原点です。よりおいしい、より健康によいものを食べてもらいたいと頑張る生産者をバックアップすることが、ひいては本県の交流人口を増大させ、活力を呼び込む推進力になります。今日と明日、農林漁業まつりの会場にぜひ多くの方々に足をお運びいただきたいと思います。