ニッポンフードシフトフェス2025

未来を耕す、ニッポンの食卓

私たちの毎日の食が、農業を支え、地域を元気にし、
地球の未来につながっている。そんな”食のチカラ”を体験するフェスです。

日本の「食」と「農」が抱える課題や目指す未来について、生産者・事業者・消費者がともに考え、「食」と「農」の魅力に触れ、学ぶ機会を創出する場として、イベントを開催・発信します。

開催概要

食から日本を考える。
NIPPON FOOD SHIFT FES.大阪2026

開催日程
2026年1月12日(月・祝
11:00 ~ 17:00
会場
グランフロント大阪北館
1F ナレッジプラザ
(大阪市北区大深町2大深町3-1 北館)
アクセス
Google Map
入場料
無料
グランフロント大阪北館1F ナレッジプラザ

ACCESS会場紹介

会場紹介
会場紹介

SHOP INFO出店者情報

マルシェエリア

  • A

    合同会社amaneku

    FOOD SHIFT セレクション最優秀賞のクラフトコーラ「SPICE9」を販売!九州素材の魅力を一瓶に。私たち合同会社amanekuは、「食を通じて地域の恵みを次世代につなぐ」ことを理念に掲げ、九州産素材にこだわったクラフトシロップ「SPICE9」を製造しています。熊本·水俣の長寿の湧水を仕込み水とし、九州各地の生産者から届く柑橘やスパイスを余すことなく活用。輸入原料に頼らず、地域資源を活かした持続的なものづくりを続けています。小さな事業者だからこそ、生産者の想いを丁寧に届け、国産農林水産物の価値を広げる取り組みを推進しています。

  • B

    金沢錦 Craft Delicatessen Kanazawanishiki

    私たちは北陸の地で、地元金沢産などを中心とした厳選の原材料を使用して、伝統的で家庭的なクラフトそうざいをお作りしています。できる限り地元·金沢や北陸近郊で採れる海の幸や山の幸を使用し、顔の見える食材を大切にしています。加える調味料もまた、地元金沢に息づく昔ながらの製法で丁寧につくられたものばかり。丸大豆しょうゆや本みりん、純米酒、純米酢など、余計なものを含まない本物の調味料を厳選しています。「不要なものは使わない」「使っているものはすべてオープンにする」そんな姿勢を貫くことで、安心して召し上がっていただける惣菜づくりを続けています。

  • C

    赤穂あらなみ塩株式会社

    FOOD SHIFT セレクション優秀賞を受賞した ARANAMI SAMURAI SHIITAKE SALT!兵庫県赤穂産のこだわりの塩を販売。『日本の美味を海外へ』を目標に開発している SAMURAI SALT シリーズ。第一弾は『おにぎり専用の粗塩』、第二弾は『赤穂の焼塩と牡蠣がマリアージュした牡蠣塩』、第三弾は『東洋の椎茸と赤穂の焼塩のペアリングによるヴィーガン認証の椎茸塩』を開発し発売。日本の美味を海外へ展開していきましょう!

  • D

    #imolabo presents premium amaimo

    増え続ける耕作放棄地問題を知り、自分でできることからと早期退職して始めた6次化事業。放棄地を借りて自ら開墾し、栽培期間中農薬や化成肥料を使わずさつまいもを栽培。熟成も商品開発も失敗に次ぐ失敗の中で、地元パティシエとニ人三脚でスイーツ業界の非常識に挑み、砂糖も小麦粉も添加物(保存料·着色料)も使わず、素材が持つ風味と甘味を最大限に引き出すこだわりのスイートポテトを作り上げました。すべて手作りゆえ数量限定にはなりますが、FOOD SHIFT セレクション最優秀賞受賞の『amaimo」を販売します。

  • E

    篠畑農園

    地元のぶどう山椒の魅力を知って頂くため、日々邁進しております。山椒が嫌いな人にも好きになってもらえるきっかけになる商品、後がけ山薰るスパイスを開発しました。お陰様でご好評頂いており沢山の方に和歌山県有田川町産のぶどう山椒の良さに気付いて頂けたと思います。また龍谷大学の藤岡ゼミとカネカサンスパイスの3者でスープやミックススパイス等の商品も開発しており、地元特産品の消費拡大に力を入れております。

  • F

    島之内フジマル醸造所

    『ワインを日常に』をコンセプトに大阪のど真ん中に醸造所を構えて、ブドウの栽培から醸造までを手掛ける都市型ワイナリーが出展!2010年に大阪府柏原市で耕作放棄地を活用したブドウ栽培を始め、現在大阪府の「大阪エコ農産物認証制度」も取得しています。ワインの醸造過程で生まれる“搾りかす”を使い、蒸留してブランデーを造ったり、併設レストランではパウダー状にしてパスタに練り込むなど、価値を高めて生産から消費までをつなぐアップサイクルにも積極的に取り組んでいます。

  • G

    柚子の小松

    FOOD SHIFT セレクション優秀賞受賞!ゆずの涼(希釈用ジュース)を販売。創業者の『歳を重ねた義理両親に親孝行したい』との強い思いから生まれた『ゆずの涼』。厳しい青果販売基準から外された規格外の柚子を使用しフードロス削減に努めております。また栽培期間中農薬不使用の柚子を使用し、安心して口にしていただけるものを提供することを日々大切にしております。農業が直面している課題の後継者不足。柚子の小松は事業継承で農業を繋いでいきます。

  • H

    Amanatsu Tenma Farm

    FOOD SHIFT セレクション優秀賞受賞、雨夏100%ストレートジュースが大阪初上陸!私たちは、尾鷲甘夏の畑が再び輝く未来を本気でつくろうとしています。急斜面で守られてきた樹齢約70年の木々をよみがえらせ、自然の力だけで実る甘夏の生命力をまっすぐに届けたい。規格外の実も一つ残らず活かし、雨夏100%ジュースとして新たな価値に変える一それが FOOD SHIFTの精神そのもの。尾鷲甘夏の“復活”を、ここから全国へ。私たちは情熱をもって挑み続けます。

  • I

    奈良県産特別栽培米粉と米粉パンれんこん舎 / salon de bonheur

    奈良県五條市の減農薬&減化学肥料の特別栽培つくる「こなだもん」の販売と、グルテンや保存料などの添加物を使わないこなだもんの米粉パンの販売を行います。フードロスを無くす為、店舗は持たずに受注生産と卸業をメインにしております。近隣の農家さんから仕入れたロス野菜をパンに加工する取り組みも行っています。

  • J

    玉谷製麺所

    FOOD SHIFT セレクション優秀賞を受賞した「サクラパスタ」と「さくらさくっ」を販売!その他、可愛らしいアートパスタも多数取り揃えています。規格外の野菜などをうどんやパスタ等に練り込み、新たな美味しい食材に生まれ変わらせる取り組みを全国の農家さんとともにしております。各地域の課題解決の一助になり、日本の食材の可能性を広げていきたいと考えております。

  • K

    株式会社おこめん工房

    江戸時代から続く米農家が「日本の農業を面白くしたい」という強い想いで開発した、お米でできた新しい麺「おこめん」。グルテンフリーで、ツルツルモチモチの新食感が特徴。原料は広島県産米など国産 100%にこだわり、地域の恵みを活かしています。増粘剤などの添加物は不使用。学校給食採用の実績が証明する安心·安全を追求し、お米の新しい価値と食文化を提案します。どんな料理にも合う汎用性と、1~2分の時短調理で、忙しい毎日に「美味しく、健康に」寄り添います。

  • L

    マツキクフーズ株式会社

    FOOD SHIFT セレクションで優秀賞を受賞したあおさジェノベーゼを販売!地元三重の海の恵みを受けて育った海藻類を全国の皆様においしく、安全にお届けすることが弊社の使命です。乾物や佃煮といった伝統的な加工品に加え、スープやジェノベーゼ等の青さのりを使った商品の開発に取組んでいます。今後も商品開発の研究を重ね、地元水産業の活性化、日本の豊かな食文化の継承、そしてみなさまの健康増進に貢献していきたいと考えています。

  • M

    田村造酢株式会社

    形が不揃いなどで廃棄されてきた規格外の平たねなし柿(和歌山県産)だけを原料に、水さえ加えない柿をまるごと100%(果肉·蒂·果皮)使用した果実酢を製造しております。深い味わいを保ちながら高い透明度を実現するのに苦労しましたが、研究を重ねて編み出した独自の手法を200年以上受け継がれる伝統の発酵法に取り入れたことで、芳醇でまろやかな味わいと澄んだ琥珀色を実現しました。製造過程で発生する発酵粕は自社の柿畑に肥料として還元し、翌年の品質向上につなげる資源循環型の取り組みも行っています。

  • N

    (株)大島造船所(大島トマト農園)

    FOOD SHIFT セレクション優秀賞を受賞した大島トマトジュース「ルビーのしずく」を販売!その他、大島トマトの加工品も試食販売を行います。弊社は長崎県西海市にてトマトー筋38年目を迎えます。栽培から販売、加工品の開発·製造から販売まで一貫して自社で行っております。安心安全はもちろん、美味しいトマトと笑顔を日本の皆様へ、地域の皆様へお届け致します!

  • O

    焼津の網元 いちまる

    FOOD SHIFT セレクション優秀賞を受賞した、国産原料だけで作ったツナ缶「焼津の網元 カツオ 荒ほぐし こめ油漬」「焼津の網元 マグロ 荒ほぐし 綿実油漬」を販売します。当社は昔、缶詰工場で製造したツナ缶をアメリカに輸出していました。そこで、「昭和時代に作っていた本当に美味しいツナ缶を復活させたい。」と考え全ての素材を国産原料にし、野菜スープを製造当日に煮だすなど昔の作り方にこだわりました。パッケージも輸出していた時代を彷彿させるデザインにしました。

  • P

    兵庫県立姫路商業高等学校
    地域創生部

    ふわ姫パンは「どこでも·誰でも·手軽に·そのまま·美味しく」食べられる「5つのコンセプト」を取り入れたエシカル消費(地産地消·被災地支援·食品ロス·ゴミ削減)に基づいた災害用備蓄食品です。また、姫路市のふるさと納税返礼品に採用されており、食材には兵庫県の特産品である藤橋家の豊かなコク·深い味わいが特徴の「卵」、避難所での生活が長期化することを考え、女性や災害弱者に優しい宮城県産の糖度が高くてほどよい酸味があり、果汁も豊富な「苺」を使用しています。

  • Q

    (株)谷口農場

    北海道食材の加工品と安心の6次産業で未来を支える谷口農場が出展します。大雪山系の水と上川盆地の気候に育まれ、谷口農場は25年以上サステナブルに挑戦。「健康は美味しい食から、美味しさは土づくりから」と信じ、化学肥料を減らし有機肥料を自社で発酵。もみがらや米ぬか等に加工で出てしまった野菜くずを循環活用した【ぼかしたい肥】で育てた作物を自社工場で加工し、安心の品質を届けています。さらにGPS 搭載の田植え機やコンバインでスマート農業を導入。北海道の恵みと確かな安心を未来へ直送します。

  • R

    みんなの食品 / 渋田産業

    FOOD SHIFT セレクションにて異例の2部門で最優秀賞を受賞した本商品は、消費者庁が表示の対象とするアレルギー食品28品目を一切使用していません。食品添加物·動物性タンパク質不使用、使用している油はオリーブオイルのみで、脂質控えめ·ノンコレステロール食品です。主原料には北海道産の野菜を使用。さらに、動物性油脂を含まないため、緊急時には温めずにそのまま食べることも可能です。年齢や体質を問わず「食べる人を選ばない」レトルトカレーとして、多様な食のニーズに対応しています。同時最優秀賞の「えぞ舞茸と昆布のチップス」も販売します。

大学エリア

  • S

    羽衣国際大学

    羽衣国際大学の学生が連携協定を結ぶ和歌山県湯浅町を訪問し、歴史や産物を学び、その魅力を若者の視点で発信し、町の活性化につなげる取組みをしています。その過程で、湯浅町の特産物のみかんを栽培する過程で行われる「摘果」に着目しました。廃棄される「摘果みかん」を「もったいない」と考え、原材料にして商品開発したのが「摘果みかんジンジャーシロップ」です。今回は取組みの紹介と、シロップの試飲を行います。

  • T

    京都精華大学

    「漬ける、繋がる、紡ぎだす」。休耕地を開墾した畑での野菜の生産や、地域の伝統食「あばちゃん漬け」の復活に挑戦しています。展示では大学生による農地の維持管理や生産活動による農村風景の保全、また伝統食「あばちゃん漬け」の復活までの道のりを紹介しています。また、サツマイモの販売も実施します。

  • U

    京都芸術大学

    『いま、私たちが食べているものについて考えたことはありますか?その背景には、担い手不足やフードロスなど、たくさんの課題があります。これからの食をもっと楽しく、もっと充実したものにするために、私たちは様々な現場の声に触れ、肌で感じてきました。「いーっと展」で出会うのは、問題解決のきっかけになる8つのアイデアたち。皆さんも、少しのぞいてみませんか?ほら、未来の「いーっと」がみえてくる。』

展示エリア

  • V

    認定NPO法人
    セカンドハーベスト・ジャパン

    日本初のフードバンクであるセカンドハーベスト·ジャパンのミッションは、平時·有事に関わらず誰もが必要な時に栄養のある充分な食品を安心して受け取ることができるフードセーフティネットを構築するというもの。主要拠点のある関東地域に加えて、能登の被災地やコロナ禍以降、多くの方々が継続的に食支援を必要とする沖縄等において支援を継続しています。更なる「食品アクセスの確保」のため、2030年までに現在の10倍となる15,000トンの食品を取り扱うことを目標に掲げています。

  • W

    お米屋「ちーの」

    NIPPON FOOD SHIFT 2025 食と農をつなぐアワード(食料の安定供給部門)農林水産大臣賞を受賞したお米屋「ちーの」が出展します!被災地エリアの耕作放棄地を再生するための節水型農法や、AIやドローンを活用した新しい農法により、農業と環境保全の両立·水稲生産の拡大に取り組んでいます。「お米からはじまる新しい農業づくり」ドローンでまいた新米の販売や「お米袋にイラストを書いてみようワークショップ」も開催!

  • X

    近畿農政局

    近畿地方は、都市部と農村が近くに位置し、交通網も発達しているため、行き来がしやすい環境にあります。農泊や世界農業遺産、棚田、農業体験施設といった、農村にお出かけしたくなる情報をご紹介します。

  • Y

    ニッポンフードシフト

    「食」について考えることは、これからの社会を考えること、人の生き方を考えること。今こそ、変えるべきは変え、守るべきは守り、新しい挑戦を応援しながら、この時代にふさわしい日本の「食」のあり方を考える機会ではないでしょうか。未来に向けた「ニッポンフードシフト」の活動を紹介します。

REPORT

日本の「食」と「農」が抱える課題や、その先に描く未来について、生産者・事業者・消費者がともに考えるイベント「NIPPON FOOD SHIFT FES.大阪 2026」が、今年もグランフロント大阪で開催されました。会場には、関西3大学の学生をはじめ、「食と農をつなぐアワード」や「FOOD SHIFTセレクション」の受賞者が集い、展示や販売、プレゼンテーションを通して、それぞれの取り組みや思いを発信。食と農の多様なかたちに触れ、学びを深める機会となりました。

A. 合同会社amaneku

「食を通じて地域の恵みを次世代につなぐ」を理念に、輸入原料に頼らず九州産素材にこだわって製造したクラフトコーラ「SPICE9」を紹介。来場者からは「おいしい」「健康的なコーラに感動した」といった声も聞かれました。来場者とのやり取りを重ねる中で、国産素材への関心や選択意識がうかがえ、NIPPON FOOD SHIFTの考え方に触れるきっかけとなる場面が見られました。

B. 金沢錦
Craft Delicatessen
Kanazawanishiki

金沢産を中心に、厳選した原材料や調味料を用いた家庭的なクラフト惣菜を販売。ブリカマやエビ、ホタルイカなど、金沢らしい海の幸が並び、足を止めて商品を見比べる来場者の姿も多く見られました。「かつて北陸に住んでいて懐かしさを感じた」「好きな食材が並んでいて気になった」といった声も聞かれ、土地の記憶や食の背景と結びついたやり取りが交わされていました。

C. 赤穂あらなみ塩株式会社

「日本の美味を海外へ」を掲げて開発されているSAMURAI SALTシリーズを中心とした塩商品が登場。牡蠣塩や椎茸塩を使ったスープの試飲に加え、料理への活用方法も紹介され、塩の味わいや使い方を実際に確かめる場となっていました。試飲や説明を通じて、日本の食品が持つおいしさや品質の高さ、使いやすさについて伝える機会となり、日本の食文化の魅力を発信する内容となっていました。

D. #imolabo presents
premium amaimo

ECサイトを中心に展開する「#imolabo」が、今回初めてイベントに単独で参加。栽培時は農薬・肥料を使わずに育てたさつまいもを原料に、砂糖や小麦粉を加えず仕上げたスイートポテトを用意し、素材本来の甘味や風味を伝えていました。農薬不使用(栽培期間中)や保存料不使用といった点に関心を寄せる来場者も多く、生産者との会話をきっかけに、耕作放棄地の活用といった背景に目を向ける姿も。「社会貢献の姿勢に感動した」といった声もあり、食を通じて日本のこれからを考えるきっかけを提供する内容となっていました。

E. 篠畑農園

地元特産品の消費拡大に取り組む中で、和歌山県有田川町産のぶどう山椒を使った商品を紹介。ブースでは山椒入りの温かいコムタンスープの試飲も行われ、香りに誘われて立ち寄る来場者の姿が見られました。自社開発の「後がけ山薫るスパイス」は、山椒が苦手な人にも親しんでもらえる商品で、「山椒の概念が覆された」「山椒塩に感激した」といった感想も。試飲や会話を通じて、農村や農産加工品に関心を寄せる消費者との交流が生まれる場となっていました。

F. 島之内フジマル醸造所

大阪産ボトルワインに加え、生樽から注がれるグラスワインも用意され、マルシェの雰囲気を楽しみながらワインを味わう来場者の姿がありました。国産ワインに関心を寄せた来場者との間では、ワインの味わいだけでなく、耕作放棄地を活用したブドウ栽培の取り組みや、醸造の過程で生まれる搾りかすをブランデーやパスタに再活用する工夫についても話題が広がっていました。

G. 柚子の小松

農薬不使用で育てられた柚子を使った希釈用ジュースが紹介され、試飲を通して香りや爽やかな味わいを確かめる来場者の姿が印象的でした。味わいだけでなく、後継者不足や過疎化、耕作放棄地といった農業を取り巻く課題、そして次世代へつなげたい思いについて説明する場面もあり、来場者からは「わかりやすい説明だった」「理解が深まった」といった声が聞かれ、生産背景への関心が広がっていました。

H. Amanatsu Tenma Farm

規格外の実も余すことなく活用した「雨夏100%ジュース」の試飲販売を実施。来場者からは、「普段はあまり飲まないが、おいしいみかんジュースを知ることができた」といった反応も聞かれました。交流の中では、国産農林水産物を選ぶことが地域や環境、将来の食を支える行動につながるというNIPPON FOOD SHIFTの考え方にも触れられ、生産背景や現場の思いに関心を寄せる来場者の姿が見られました。

I. 奈良県産特別栽培米粉と米粉パン
れんこん舎/salon de bonheur

減農薬・減化学肥料で栽培した特別栽培米を原料とする米粉や、その米粉を使ったパンが紹介されました。食への関心が高い来場者や、米粉の活用に興味をもつ方が立ち寄り、米粉パンの作り方や原料について質問する場面も見られました。「お米や米粉に興味があり、内容が合っていた」「探していた米粉製品を購入できた」といった声も聞かれ、米粉への関心の広がりが感じられました。

J. 玉谷製麺所

FOOD SHIFTセレクションを受賞した、桜をかたどった「さくらパスタ」や「山形米菓さくらさくっ」をはじめ、色とりどりのパスタ商品が紹介されました。雪の結晶やブルーインパルスをモチーフにしたパスタには、お子さんが足を止めて見入る姿も。あわせて提供された、米粉パスタを揚げて甘じょっぱく仕上げた「山形米菓さくらさくっ」の試食には、「おいしい」といった声が聞かれ、見た目と味の両面で楽しめる展示となっていました。

K. 株式会社おこめん工房

100%国産米にこだわったお米の麺「おこめん」を軸に、日本の田んぼを次世代へつなぐ取り組みが伝えられました。「お米の新しい食文化を提案したい」という思いとともに、田んぼを取り巻く現状や麺づくりの背景について、来場者と丁寧に言葉を交わす姿が見られました。説明を受けた来場者からは、「米の新しい活用方法だ」「商品としての魅力に加え、込められた思いが伝わってくる」といった声も聞かれ、食の背景を知ることで行動につながるNIPPON FOOD SHIFTの趣旨を実感できる場となっていました。

L. マツキクフーズ株式会社

FOOD SHIFTセレクション受賞商品「あおさジェノベーゼ」を中心に、三重県の海で育まれた海藻を乾物などに加工した商品が並びました。あおさスープの試食も行われ、来場者からは「おいしい」といった声が聞かれる場面も。商品の味わいだけでなく、海の恵みを生かした取り組みについて来場者と意見を交わす機会となっていました。

M. 田村造酢株式会社

和歌山県産の平たねなし柿を皮も蔕も余すことなく100%使用し製造した柿酢を販売。製造過程で発生する発酵粕を、柿畑の肥料として還元する資源循環型の取り組について耳を傾ける来場者の姿も見られました。
消費者の食への関心が、背景にあるストーリーや環境への配慮・地域のための活動や会社の理念などに寄ってきていることが感じられ、「ニッポンフードシフト」を実感できた喜ばしい時間となっていました。

N.(株)大島造船所(大島トマト農園)

トマトの栽培から加工品の開発・製造、販売までを一貫して手がける「大島トマト農園」。会場には、トマトジュースやトマト飴、スナック菓子など多彩な商品が並び、試食を楽しむ来場者の姿が見られました。「ぱりぱりのトマトがおいしい」「ハート型のチップスがかわいい」といった声も聞かれ、トマトを使った表現の幅広さに関心が集まっていました。あわせて、どのような地域で、どんな思いを込めて育てられているのかといった背景にも話題が広がり、生産から加工までを大切にする姿勢が伝わる場となっていました。

O. 焼津の網元 いちまる

漁業船を思わせる旗が掲げられたブースには、国産原料にこだわって製造されたツナ缶がずらりと並びました。スタッフが威勢よく声をかけながら試食をすすめる様子も目を引き、マグロとカツオの食べ比べを楽しむ来場者の姿が見られました。試食後には「おいしい」といった反応とともに、レトロなデザインのパッケージに関心を示し、商品を手に取る人も多く、ブース周辺は終始にぎわいを見せていました。

P. 兵庫県立姫路商業高等学校
地域創生部

姫路商業高校の地域創生部が、宮城県農業高校と共同開発した災害用備蓄食品「ふわ姫パン」を紹介するブースでは、姫路商業高校の生徒たちがチラシを手に、来場者へ積極的に声をかける姿が見られました。商品の特徴や開発の背景を丁寧に伝える様子に、「声かけを頑張っていた」「真面目に説明しようという気持ちが伝わってきて良い」と、その一生懸命な姿勢に感心する声も多く聞かれました。また、「非常食をおいしく作っている」「保存食でありながら地域貢献にもつながっている点が魅力的」といった評価も寄せられ、学生たちの思いと工夫が、来場者の共感や購入につながる場面が印象的でした。

Q.(株)谷口農場

FOOD SHIFTセレクションを受賞した「さつまいもラテ」「豆乳仕立てのコーンスープ」をはじめ、野菜ジュースやメロンソーダなどの缶飲料がブースに並びました。会場では全種類の試飲が用意され、来場者はスタッフの説明に耳を傾けながら、味わいの違いを確かめる様子が見られました。試飲をきっかけに商品への理解が深まり、自社オンラインショップを紹介する場面もあり、対話を通じた交流が広がっていました。

R. みんなの食品 / 渋田産業

災害時や防災対策として、一部の自治体で実際に活用されている災害備蓄用食品「みんなでごはんやさいカレー」を紹介。ブースでは来場者との対話を通じて、非常時の食の大切さや備えについて伝える場面が見られたほか、日本各地から集まった出展者同士の情報交換も活発に行われていました。産・官・学、そして消費者が「食」と「農」を軸につながることで、日本の食のあり方を考えるきっかけが生まれる時間となっていました。

S. 羽衣国際大学

廃棄される摘果みかんを原材料に活用した「摘果みかんジンジャーシロップ」の試飲が行われ、来場者が次々と味わう姿が見られました。試飲した人からは「濃厚でおいしい」「エコでおいしいのが良い」といった声も聞かれ、食品ロス削減につながる商品の魅力が伝わる場となっていました。あわせてプレゼンエリアでは、湯浅町をテーマにしたビンゴゲームを実施。多くの参加者が楽しみながら景品を手にし、遊びを通して地域の魅力に触れる機会が生まれていました。

T. 京都精華大学

休耕地を開墾した畑で育てた野菜を使った、地域の伝統食「あばちゃん漬け」の試食が行われました。漬け込み期間の違いによる味わいを比べられる工夫もあり、「味の変化が分かって面白い」「食べ比べを通して活動の内容を知ることができた」といった声が聞かれるなど、農や食への理解を深めるきっかけとなっていました。あわせてプレゼンエリアでは活動報告の発表も行われ、取り組みの背景や思いが来場者に伝えられていました。

U. 京都芸術大学

担い手不足やフードロスといった食の課題をテーマにしたパネル作品が展示され、会場ではデザインに引き寄せられるように多くの来場者が関心を寄せていました。「芸大らしい表現で、食に詳しくなくても自然と目に入る」といった声もあり、視覚的なアプローチを通じて食について考えるきっかけが生まれていました。またプレゼンエリアでは、食や農をテーマにした探究活動の成果発表が行われ、学びを共有する場となっていました。

V. 認定NPO法人
セカンドハーベスト・ジャパン

日本初のフードバンクとしての取り組みを紹介する展示が行われ、パンフレットを手に取りながら活動内容に耳を傾ける来場者の姿が見られました。2030年までに現在の約10倍となる食品の取り扱いを目指していることなど、具体的な目標や現状についても丁寧に伝えられていました。フードバンクを初めて知る方にとっては入口となり、すでに関心を持っていた方にとっては理解を深める機会となっていました。

W. お米屋「ちーの」

ドローンを活用した農法で育てた新米が販売され、会場では米づくりへの関心の高さがうかがえました。農業にドローンを取り入れている点に驚く来場者も多く、米作りの新しい取り組みとして注目を集めていました。新米は完売となり、「最近の米作りの現場を知ることができた」といった声も。また、お子様向けには「米袋にお絵描きワークショップ」も行われ、思い思いに絵を描きながら楽しそうに参加する様子が見られました。

X. 近畿農政局

農泊や世界農業遺産、棚田、農業体験施設など、農村に目を向けるきっかけとなる情報が紹介されました。展示を通して来場者との会話が生まれ、地域ごとの特色や農村ならではの魅力が丁寧に伝えられていました。「自分の地元が農業遺産に認定されていると初めて知った」といった声も聞かれ、身近な地域の価値を再発見する機会となっていました。

Y. ニッポンフードシフト

今年度の主な取り組みとして、「食と農をつなぐアワード」をはじめ、FOOD SHIFTセレクション、ガストロノミーコンテスト、「お弁当Action」フォトコンテスト、サステ鍋、ローリングストックなどを紹介しました。会場では、展示をじっくり見ながらクイズの答えを探す来場者の姿も。あわせて、FOOD SHIFTセレクション受賞商品をカタログで紹介し、多岐にわたる今年度の活動を来場者に伝える場となっていました。