未来を耕す、ニッポンの食卓
私たちの毎日の食が、農業を支え、地域を元気にし、
地球の未来につながっている。そんな”食のチカラ”を体験するフェスです。
日本の「食」と「農」が抱える課題や目指す未来について、生産者・事業者・消費者がともに考え、「食」と「農」の魅力に触れ、学ぶ機会を創出する場として、イベントを開催・発信します。
開催概要
食から日本を考える。
NIPPON FOOD SHIFT FES.大阪2026
- 開催日程
- 2026年1月12日(月・祝)
11:00 ~ 17:00 - 会場
- グランフロント大阪北館
1F ナレッジプラザ
(大阪市北区大深町2大深町3-1 北館) - アクセス
- Google Map
- 入場料
- 無料
- 【報道関係者向け】
- 取材申し込み – フォームに記入する


SHOP INFO出店者情報
日本の「食」と「農」が抱える課題や、その先に描く未来について、生産者・事業者・消費者がともに考えるイベント「NIPPON FOOD SHIFT FES.大阪 2026」が、今年もグランフロント大阪で開催されました。会場には、関西3大学の学生をはじめ、「食と農をつなぐアワード」や「FOOD SHIFTセレクション」の受賞者が集い、展示や販売、プレゼンテーションを通して、それぞれの取り組みや思いを発信。食と農の多様なかたちに触れ、学びを深める機会となりました。
A. 合同会社amaneku
「食を通じて地域の恵みを次世代につなぐ」を理念に、輸入原料に頼らず九州産素材にこだわって製造したクラフトコーラ「SPICE9」を紹介。来場者からは「おいしい」「健康的なコーラに感動した」といった声も聞かれました。来場者とのやり取りを重ねる中で、国産素材への関心や選択意識がうかがえ、NIPPON FOOD SHIFTの考え方に触れるきっかけとなる場面が見られました。
B. 金沢錦
Craft Delicatessen
Kanazawanishiki
金沢産を中心に、厳選した原材料や調味料を用いた家庭的なクラフト惣菜を販売。ブリカマやエビ、ホタルイカなど、金沢らしい海の幸が並び、足を止めて商品を見比べる来場者の姿も多く見られました。「かつて北陸に住んでいて懐かしさを感じた」「好きな食材が並んでいて気になった」といった声も聞かれ、土地の記憶や食の背景と結びついたやり取りが交わされていました。
C. 赤穂あらなみ塩株式会社
「日本の美味を海外へ」を掲げて開発されているSAMURAI SALTシリーズを中心とした塩商品が登場。牡蠣塩や椎茸塩を使ったスープの試飲に加え、料理への活用方法も紹介され、塩の味わいや使い方を実際に確かめる場となっていました。試飲や説明を通じて、日本の食品が持つおいしさや品質の高さ、使いやすさについて伝える機会となり、日本の食文化の魅力を発信する内容となっていました。
D. #imolabo presents
premium amaimo
ECサイトを中心に展開する「#imolabo」が、今回初めてイベントに単独で参加。栽培時は農薬・肥料を使わずに育てたさつまいもを原料に、砂糖や小麦粉を加えず仕上げたスイートポテトを用意し、素材本来の甘味や風味を伝えていました。農薬不使用(栽培期間中)や保存料不使用といった点に関心を寄せる来場者も多く、生産者との会話をきっかけに、耕作放棄地の活用といった背景に目を向ける姿も。「社会貢献の姿勢に感動した」といった声もあり、食を通じて日本のこれからを考えるきっかけを提供する内容となっていました。
E. 篠畑農園
地元特産品の消費拡大に取り組む中で、和歌山県有田川町産のぶどう山椒を使った商品を紹介。ブースでは山椒入りの温かいコムタンスープの試飲も行われ、香りに誘われて立ち寄る来場者の姿が見られました。自社開発の「後がけ山薫るスパイス」は、山椒が苦手な人にも親しんでもらえる商品で、「山椒の概念が覆された」「山椒塩に感激した」といった感想も。試飲や会話を通じて、農村や農産加工品に関心を寄せる消費者との交流が生まれる場となっていました。
F. 島之内フジマル醸造所
大阪産ボトルワインに加え、生樽から注がれるグラスワインも用意され、マルシェの雰囲気を楽しみながらワインを味わう来場者の姿がありました。国産ワインに関心を寄せた来場者との間では、ワインの味わいだけでなく、耕作放棄地を活用したブドウ栽培の取り組みや、醸造の過程で生まれる搾りかすをブランデーやパスタに再活用する工夫についても話題が広がっていました。
G. 柚子の小松
農薬不使用で育てられた柚子を使った希釈用ジュースが紹介され、試飲を通して香りや爽やかな味わいを確かめる来場者の姿が印象的でした。味わいだけでなく、後継者不足や過疎化、耕作放棄地といった農業を取り巻く課題、そして次世代へつなげたい思いについて説明する場面もあり、来場者からは「わかりやすい説明だった」「理解が深まった」といった声が聞かれ、生産背景への関心が広がっていました。
H. Amanatsu Tenma Farm
規格外の実も余すことなく活用した「雨夏100%ジュース」の試飲販売を実施。来場者からは、「普段はあまり飲まないが、おいしいみかんジュースを知ることができた」といった反応も聞かれました。交流の中では、国産農林水産物を選ぶことが地域や環境、将来の食を支える行動につながるというNIPPON FOOD SHIFTの考え方にも触れられ、生産背景や現場の思いに関心を寄せる来場者の姿が見られました。
I. 奈良県産特別栽培米粉と米粉パン
れんこん舎/salon de bonheur
減農薬・減化学肥料で栽培した特別栽培米を原料とする米粉や、その米粉を使ったパンが紹介されました。食への関心が高い来場者や、米粉の活用に興味をもつ方が立ち寄り、米粉パンの作り方や原料について質問する場面も見られました。「お米や米粉に興味があり、内容が合っていた」「探していた米粉製品を購入できた」といった声も聞かれ、米粉への関心の広がりが感じられました。
J. 玉谷製麺所
FOOD SHIFTセレクションを受賞した、桜をかたどった「さくらパスタ」や「山形米菓さくらさくっ」をはじめ、色とりどりのパスタ商品が紹介されました。雪の結晶やブルーインパルスをモチーフにしたパスタには、お子さんが足を止めて見入る姿も。あわせて提供された、米粉パスタを揚げて甘じょっぱく仕上げた「山形米菓さくらさくっ」の試食には、「おいしい」といった声が聞かれ、見た目と味の両面で楽しめる展示となっていました。
K. 株式会社おこめん工房
100%国産米にこだわったお米の麺「おこめん」を軸に、日本の田んぼを次世代へつなぐ取り組みが伝えられました。「お米の新しい食文化を提案したい」という思いとともに、田んぼを取り巻く現状や麺づくりの背景について、来場者と丁寧に言葉を交わす姿が見られました。説明を受けた来場者からは、「米の新しい活用方法だ」「商品としての魅力に加え、込められた思いが伝わってくる」といった声も聞かれ、食の背景を知ることで行動につながるNIPPON FOOD SHIFTの趣旨を実感できる場となっていました。
L. マツキクフーズ株式会社
FOOD SHIFTセレクション受賞商品「あおさジェノベーゼ」を中心に、三重県の海で育まれた海藻を乾物などに加工した商品が並びました。あおさスープの試食も行われ、来場者からは「おいしい」といった声が聞かれる場面も。商品の味わいだけでなく、海の恵みを生かした取り組みについて来場者と意見を交わす機会となっていました。
M. 田村造酢株式会社
和歌山県産の平たねなし柿を皮も蔕も余すことなく100%使用し製造した柿酢を販売。製造過程で発生する発酵粕を、柿畑の肥料として還元する資源循環型の取り組について耳を傾ける来場者の姿も見られました。
消費者の食への関心が、背景にあるストーリーや環境への配慮・地域のための活動や会社の理念などに寄ってきていることが感じられ、「ニッポンフードシフト」を実感できた喜ばしい時間となっていました。
N.(株)大島造船所(大島トマト農園)
トマトの栽培から加工品の開発・製造、販売までを一貫して手がける「大島トマト農園」。会場には、トマトジュースやトマト飴、スナック菓子など多彩な商品が並び、試食を楽しむ来場者の姿が見られました。「ぱりぱりのトマトがおいしい」「ハート型のチップスがかわいい」といった声も聞かれ、トマトを使った表現の幅広さに関心が集まっていました。あわせて、どのような地域で、どんな思いを込めて育てられているのかといった背景にも話題が広がり、生産から加工までを大切にする姿勢が伝わる場となっていました。
O. 焼津の網元 いちまる
漁業船を思わせる旗が掲げられたブースには、国産原料にこだわって製造されたツナ缶がずらりと並びました。スタッフが威勢よく声をかけながら試食をすすめる様子も目を引き、マグロとカツオの食べ比べを楽しむ来場者の姿が見られました。試食後には「おいしい」といった反応とともに、レトロなデザインのパッケージに関心を示し、商品を手に取る人も多く、ブース周辺は終始にぎわいを見せていました。
P. 兵庫県立姫路商業高等学校
地域創生部
姫路商業高校の地域創生部が、宮城県農業高校と共同開発した災害用備蓄食品「ふわ姫パン」を紹介するブースでは、姫路商業高校の生徒たちがチラシを手に、来場者へ積極的に声をかける姿が見られました。商品の特徴や開発の背景を丁寧に伝える様子に、「声かけを頑張っていた」「真面目に説明しようという気持ちが伝わってきて良い」と、その一生懸命な姿勢に感心する声も多く聞かれました。また、「非常食をおいしく作っている」「保存食でありながら地域貢献にもつながっている点が魅力的」といった評価も寄せられ、学生たちの思いと工夫が、来場者の共感や購入につながる場面が印象的でした。
Q.(株)谷口農場
FOOD SHIFTセレクションを受賞した「さつまいもラテ」「豆乳仕立てのコーンスープ」をはじめ、野菜ジュースやメロンソーダなどの缶飲料がブースに並びました。会場では全種類の試飲が用意され、来場者はスタッフの説明に耳を傾けながら、味わいの違いを確かめる様子が見られました。試飲をきっかけに商品への理解が深まり、自社オンラインショップを紹介する場面もあり、対話を通じた交流が広がっていました。
R. みんなの食品 / 渋田産業
災害時や防災対策として、一部の自治体で実際に活用されている災害備蓄用食品「みんなでごはんやさいカレー」を紹介。ブースでは来場者との対話を通じて、非常時の食の大切さや備えについて伝える場面が見られたほか、日本各地から集まった出展者同士の情報交換も活発に行われていました。産・官・学、そして消費者が「食」と「農」を軸につながることで、日本の食のあり方を考えるきっかけが生まれる時間となっていました。
S. 羽衣国際大学
廃棄される摘果みかんを原材料に活用した「摘果みかんジンジャーシロップ」の試飲が行われ、来場者が次々と味わう姿が見られました。試飲した人からは「濃厚でおいしい」「エコでおいしいのが良い」といった声も聞かれ、食品ロス削減につながる商品の魅力が伝わる場となっていました。あわせてプレゼンエリアでは、湯浅町をテーマにしたビンゴゲームを実施。多くの参加者が楽しみながら景品を手にし、遊びを通して地域の魅力に触れる機会が生まれていました。
T. 京都精華大学
休耕地を開墾した畑で育てた野菜を使った、地域の伝統食「あばちゃん漬け」の試食が行われました。漬け込み期間の違いによる味わいを比べられる工夫もあり、「味の変化が分かって面白い」「食べ比べを通して活動の内容を知ることができた」といった声が聞かれるなど、農や食への理解を深めるきっかけとなっていました。あわせてプレゼンエリアでは活動報告の発表も行われ、取り組みの背景や思いが来場者に伝えられていました。
U. 京都芸術大学
担い手不足やフードロスといった食の課題をテーマにしたパネル作品が展示され、会場ではデザインに引き寄せられるように多くの来場者が関心を寄せていました。「芸大らしい表現で、食に詳しくなくても自然と目に入る」といった声もあり、視覚的なアプローチを通じて食について考えるきっかけが生まれていました。またプレゼンエリアでは、食や農をテーマにした探究活動の成果発表が行われ、学びを共有する場となっていました。
V. 認定NPO法人
セカンドハーベスト・ジャパン
日本初のフードバンクとしての取り組みを紹介する展示が行われ、パンフレットを手に取りながら活動内容に耳を傾ける来場者の姿が見られました。2030年までに現在の約10倍となる食品の取り扱いを目指していることなど、具体的な目標や現状についても丁寧に伝えられていました。フードバンクを初めて知る方にとっては入口となり、すでに関心を持っていた方にとっては理解を深める機会となっていました。
W. お米屋「ちーの」
ドローンを活用した農法で育てた新米が販売され、会場では米づくりへの関心の高さがうかがえました。農業にドローンを取り入れている点に驚く来場者も多く、米作りの新しい取り組みとして注目を集めていました。新米は完売となり、「最近の米作りの現場を知ることができた」といった声も。また、お子様向けには「米袋にお絵描きワークショップ」も行われ、思い思いに絵を描きながら楽しそうに参加する様子が見られました。
X. 近畿農政局
農泊や世界農業遺産、棚田、農業体験施設など、農村に目を向けるきっかけとなる情報が紹介されました。展示を通して来場者との会話が生まれ、地域ごとの特色や農村ならではの魅力が丁寧に伝えられていました。「自分の地元が農業遺産に認定されていると初めて知った」といった声も聞かれ、身近な地域の価値を再発見する機会となっていました。
Y. ニッポンフードシフト
今年度の主な取り組みとして、「食と農をつなぐアワード」をはじめ、FOOD SHIFTセレクション、ガストロノミーコンテスト、「お弁当Action」フォトコンテスト、サステ鍋、ローリングストックなどを紹介しました。会場では、展示をじっくり見ながらクイズの答えを探す来場者の姿も。あわせて、FOOD SHIFTセレクション受賞商品をカタログで紹介し、多岐にわたる今年度の活動を来場者に伝える場となっていました。



